素材: April 2007アーカイブ

SOLBIATI ・・・


設立1874年以来、130数年にわたり、リネンという繊維をこよなく愛しつづける、世界屈指のリネンメーカー。
恐らく、そのリネンに対する概念、思いは過去も未来もNo.1と言っても過言ではないでしょう。


世界中のデザイナー達に愛され、リネンと言えば、SOLBIATIと言わしめる彼らのコレクションは、毎シーズンの必須エントリーとなっているのも頷けます。
House of Solbiati【布生地の通信販売a-priori(アプリオリ)】


写真は、SOLBIATIへ訪問させていただいたときのものです。
太陽が眩しい季節でした。

Solbiati【布生地の通信販売a-priori(アプリオリ)】

とにかく、建物自体が、とても洗練されたアートなんです。
ここで、作られたリネンの作品が世界中に広まって行くんですね。

Solbiati_Toilet

SOLBIATIの洗面所でのショットです。
さすがに、リネンのタオルやガウンなどが、オブジェのように飾ってあるんです。
素敵なセンスに脱帽でした。


ところで・・・・・
リネンの歴史ってご存知ですか?
恐らく、最も人類の歴史に密着した繊維と言えるでしょう。

紀元前8000年頃のティグリス川・ユーフラテス川に麻が生息していた事が確認されているようです。
みなさんもご存知の古代エジプトでは既に交易品になっていたし、ミイラを巻く為にも使用されていたのです。
そう!パピルス(最古の紙)もリネンだったのです。
ちなみに、古代エジプトではWoven Moonlight(月光で織られた生地)として「純血」の象徴とされていたようです。
素敵ですね。


日本では紀元前から栽培され、魏志倭人伝にもその様子が記載されてるとの事です。
古くから神聖な植物として扱われて、皇室にも麻の糸、麻の布として納められているのです。
神聖な繊維としての麻は、神社の鈴縄や横綱の注連縄などにも使われている繊維です。


そうそう!!
SOLBIATIの生まれた国、イタリアでは、娘が嫁ぐときの花嫁道具としてハウスリネンを準備して持たせていました。
シーツや枕カバー、パジャマ、タオル、テーブルクロス、ナフキンなどなど。。。。
みなさんも使った事がありません!?
洗えば洗うほど柔らかくなって、肌障りも優しくなるでしょ。


丈夫で長持ちする、生活道具としてリネンは認知されていたのですね。
吸湿性と発汗性を併せ持つ特徴が活かされていたのです。

そんなリネンをこよなく愛し、世界のファッションメーカーとして君臨する
SOLBIATIの生地をご紹介いたします!!


この機会に是非!!
リネンの持つ素晴らしさをご堪能下さい!!


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